園芸科野菜専攻では、学校付近を流れる利根川で大繁殖している、特定外来生物「チャネルキャットフィッシュ」の駆除を定期的に行っています。チャネルキャットフィッシュは、繁殖力が強く、鋭い刺があり、危険度の高い特定外来生物とされています。
4月2日(火)本年度第1回目の駆除活動を行いました。
この日のポイントは、利根川本流常総大橋付近で、駆除開始から数分で入れ食い状態となりました。
鯉なども釣れてもおかしくない状況でしたが、すべてチャネルキャットフィッシュで、私たちの身近に危険な生物がいることと、生態系への影響を改めて実感しました。
2時間程度で、合計20匹のチャネルキャットフィッシュを駆除することができました。
駆除後、適切な処理を行い、学校で有機栽培に効果がある「光合成細菌」の培養に利用、メロンなど各種野菜の栽培を行っています。
これからも定期的な駆除と、外来魚の有効利用に関する研究を継続して参ります。