今日はベトナム大会決勝です。
昨日に引き続き一番出走となります。
日本代表チームということで昨日以上に注目を集める中、手際よく順調に出走準備を済ましスタートラインにつきます。
ところが、またもやこれがベトナムの常識?なのか、午前9時スタートの予定が何故か3分前にスタートフラッグが振られてしまいました。
本校のエコカーはいつでも走り出せる態勢でスタートラインについていますが、周りでサポートする部員たちは「あれっ!?」と思いましたし、現地スタッフの方も後で聞いた話では「まだコースの最終点検が終わっていないのにマジかよと思った」と憤っていました。
そんな中でのスタートでしたが、周りのサポートもしっかりできたためか、今日はドライバーも落ち着いたドライビングで無事に競技を終えることができました。
おかげで昨日の記録よりもだいぶ燃費が伸び、一般道を封鎖して作った特設コースでの記録としてはまずまずの1700km/lほどの記録を出せました。
ただし、ベトナム大会のエンジンレギュレーションが日本とは違うため、章典外となり順位はつきません。
あくまでも「ベトナムチームの参考になってください」という位置づけでVIP待遇での参加です。
本校は一番出走なのでピットに帰ってくるのも一番でしたが、帰ってくるなり人だかりができて、部員達もずっと質問攻めにあっていました。
閉会式前には、ステージ上での下総高校と現地チームによる質疑応答コーナーも設けられており、日本で練習してきた英語での自己紹介とベトナム語でのあいさつを行い、大きな拍手を浴びていました。
現地チームからの質問に対しても、臨機応変にまずまずの回答ができていたと思います。
閉会式後も、現地チームから本校と一緒になっての記念撮影の申し込みがたくさんあり、なかなかの人気者でした。
このベトナムの「大きな活気」に触れたことは部員たちにとって貴重な体験だったと思います。