千葉県立下総高等学校Shimofusa High School

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自動車 もてぎ大会レポート①

6月24日(土)に栃木県ツインリンクもてぎにて
「Hondaエコマイレッジチャレンジ2017 第9回もてぎ大会」が開催され、
本校自動車部から2チームが出場し,
昨年に引き続き1-2フィニッシュでの2連覇を成し遂げました。

Hondaエコマイレッジチャレンジとは、
1リットルの燃料でどれだけ走れるかという燃費の良さを競う競技です。
今回参加したもてぎ大会のほかに、
10月に開催される全国大会にも本校自動車部は参加を続けています。

今回はもてぎ大会当日、本校自動車部の様子を
部員の声を交えてレポートしていきたいと思います。


もてぎ大会では
早朝4時に学校を出発 → 会場に到着したら即ピット設営 →
コース下見 → 車検 → 練習走行 → 本番走行 → 表彰式
という流れを一日ですべて行うので相当なハードスケジュールです。

ピットは隣のチームの動きやマシンもよく見える状況にあるので、
初めてもてぎ大会に参加した1年生の前﨑くんは
「昨年1位だったからと言って油断はできない。
現状で満足していると取り残されてしまう。」
と他のチームも上位を狙ってレベルを上げてきているのを感じたそうです。

同じく初参加、1年生の永長くんは
「ミスしたらどうしよう、迷惑かけたらどうしよう」
と緊張してしまったそうです。

永長くんはあがり性で克服したいと思っているようですが、
そんな永長くんの姿を見た2年生の秋山くんは
「自分が一年生の時は気楽に考えていて全然緊張しなかった。
1年生の時からしっかりチームの一員としての意識をもっているのがすごい。」
と感心していました。

さて、普段の部活動ではエンジン班、タイヤ班、ボディー班の
3班に分かれている自動車部ですが、
大会ではまた別の係分担に分かれます。


ドライバーにはAチームに2年生の田中くん、
Bチームに3年生の石塚くん。
2人はみんながマシンの整備をしている間にコースの下見に回ります。


レース中は燃費を上げるために惰性で走れるときはエンジンを切って走行します。
ドライバーは下見の中で、ライン取りやどこでエンジンをかけるかなどを確認し、
同時にピットとの無線や機器類の状況を確認しあいます。


大会では車両検査も行われます。
バックミラーやブレーキなど大会の安全基準を満たしていない車両は走行できません。
ここはメカニックが活躍する場面です。

メカニックは他にも走行前の車両の管理や最終点検なども行います。
エンジンをあたため、燃料の断熱や配線類を確認します。
「2台のマシンを2人で入れ換わって確認するなどして
できるだけ見落としがないように注意しています。」
と話してくれたのはメカニックを担当した3年生の宮﨑くん。

レース前、緊張が走る空間で、冷静に点検しなければならないメカニック。
それに比べて案外緊張を感じていないのか表に出していないだけなのか、
リラックスしている様子のドライバーがなんとも対照的に映ります。

次回は練習走行での様子をお届けします。
練習走行では数々のトラブルが……!?