学校は終業式が過ぎて、春休みになりました。
春休みの間も自動車部は元気に活動をしています。
この時期になって、なんと、2年生から1名、1年生からも1名、合計2名の新入部員が入部してくれました。
新入部員となった2年生の螺良くんはバドミントン部との兼部です。
「兼部と言っても、バドミントン部が活動している日はそちらを優先します」とのことです。
1年時にどの部活に入部するかを決めるときに、もともと自動車部にも興味があったそうですが、体を動かせるバドミントン部に入部して充実した日を送っていました。ところが、新型コロナウイルスの影響でバドミントン部の活動が縮小され、少し手が空いたそうです。そんなところに、自動車部員の郡司くんから、バドミントン部の活動がない日だけでも自動車部に関わってほしいと声がかかって、入部を決意したそうです。
そんな螺良くんに自動車部の魅力を聞くと「自分たちでこうなんじゃないかと推測をたてて実験していくのがおもしろい」と話してくれました。
「4月からは3年生になりますが、気持ちは1年生のつもりで、よりよいものができるようにひたすら考えて頑張りたい」と意気込みを語ってくれました。
1年生の最後に新入部員となった寺本くんはもともと自動車部に興味はあったのですが、新型コロナウイルスの影響で休校が続いたことなどから入部のタイミングを逃してしまっていたそうです。今回は顧問に強く勧められたこともあって入部を決意したそうです。
自動車部のどんなところに魅力を感じるかを聞いてみると
「自分たちが作ったものがちゃんと走るのが魅力」だと話してくれました。
自動車部ではどんなことがしたいかと聞くと「エンジンを触るのはちょっと自信がない。ボディーかタイヤの仕事に興味があります。」と具体的に話してくれました。
全国大会では5連覇中だと伝えると「6連覇できるように自分も頑張りたい」とやる気を見せてくれました。
この時期になって2人も新入部員が入ってくれたにもかかわらず、春休み中も2年生部員の欠席が少し目立ちます。
部長の郡司くんは「毎日部員が参加してくれる部活にしたい」と言います。
同じく一緒に部長を任されている中山くんは「先輩後輩関係なく発言しやすい部活にしたい。今それぞれが何をやっているのかを共有して、もっと一丸となって進んでいける部活動にしたい。」と話してくれました。
部長二人とも、この時期に新入部員が入ったことで「新しい風が吹けば」と期待しているようです。
これから新1年生を迎える時期にもなります。新しい部員が増えると教えながらも作業を進めなきゃいけないので忙しくはなりますが、活気が出てモチベーションも上がるはずです。
部長の中山くんに自動車部の魅力を尋ねると「高校生で自動車を触れる部活というのは珍しい」と言っていました。
入学を控えた新一年生の皆さんに、新入部員も含めて、彼らがしっかり魅力を伝えていけたらと思います。