ちなみにベトナム料理には当たり前のようにパクチーが入っているのですが、
日本で食べるようにたっぷり入っているのではなく、
薬味としてほのかに感じる程度なので(ベトナムではそれが当たり前だそうです)、
「パクチー苦手」と言っていた部員たちも、
帰る頃にはすっかりパクチーの味に慣れていました。
こうして自動車部代表チームは6泊7日の行程を終え、ベトナムをあとにしました。
文化交流プログラムを終えて、三浦くんは
「ベトナムはとにかく活気のある国だと感じました。
大会で若い人たちが盛り上がっている姿を見ても
自分たちが国を変えていくんだという気持ちを感じました。
日本にいるとなんでもそろっていることが当たり前で、
自分たちで良くしていこうと思う気持ちは欠けていると感じました。」
と話してくれました。
同じ若者として、たいへん刺激を受けた様子でした。
そんな活気のある雰囲気を感じて、
海外勤務もおもしろそうだと感じた部員も多かったようです。
また顧問を含めて7人をもてなしてくれるのに
すごくたくさんの人が動いてくれたことにも感謝を述べていました。
「見えるところでも見えないところでも本当にたくさんの人が自分たちをもてなしてくれて、
本当に歓迎されていることが伝わってきました。」
と伊藤くんが言うと、部長の厚海くんは
「普通に体験できることじゃないことを、7日間で体験させてもらいました。
多くの方に感謝してもしきれない思いです。
先輩方と積み上げてきた成果で自分たちがベトナムに行くことができて、
部活動というものは本当に大きい存在だと感じました。」
と先輩方にも敬意を払うことを忘れませんでした。
ベトナムから帰ってきた部員たちはまた一回り成長したように感じました。
このような機会を与えてくださった主催のホンダベトナムカンパニー・リミテッド様、
本プログラムにかかわって下さったすべての方、
ならびに出発にご協力くださった保護者の方皆様に感謝いたします。
自動車部は貴重な経験を積んだ3年生を中心に、新一年生も迎えて、
さらに躍進してまいります。