千葉県立下総高等学校Shimofusa High School

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自動車部 大会1週間前

今年度になって部員全員で参加する初めての大会が1週間後に迫ってきました。

スクリーンを貼るためにボディーに穴を開ける作業

上下のカウルがぴったり合わせられるように金具を取り付ける作業 緻密な精度が要求される

この大会でお披露目となる新車も、スクリーン(窓)がはめられ、上下カウルの合わせ金具が取り付けられ、泥除けやステアリングなどの付属パーツも次々と調整が進み、仕上げ段階に入ってきているという実感がわいてきました。

ドライバーが乗車するシートの取り付け作業

この新車に乗車するのは2年生ドライバーの篠田くん。

ステアリング周りの機器の角度調整を確認

「新車に乗ってみたいなという気持ちがずっとあったので、楽しみです。やっぱり新車を乗るということは、それだけ周りから任せても大丈夫だと信頼してもらえているということだと思うので、良い記録を出せるドライビングをしたいと思います。」と意気込みを語ってくれました。

今回は1年生からも川口くんが新人ドライバーとして初参戦するということで、「1年生のお手本となるようなドライビングにも心がけたい」と頼もしい言葉を聞かせてくれました。

 

「作業は遅れているけれど、大会での走行にはなんとか間に合いそうです」と言うのは3年生の永長くん。

「大会でマシンを走らせられるようにすることで頭がいっぱい」という永長くん

「今年度に入ってベトナム大会はありましたけど(代表部員だけでの参加だったので)、全員で参加するのはもてぎ大会が最初になります。ベトナムの時よりも周りを仕切らなくては。」と言いながらも今は目の前の作業を進めることで手一杯だという永長くん。

それでも「初めての大会を経験することで1年生がどう変わってくれるかというのも楽しみです。」と先輩らしさを見せてくれました。

タイヤも空気を入れて調整

 

2年生の小関くんは

「昨年は何も分からなくて戸惑ってしまいましたが、そんな中でも先輩が落ち着いて冷静に行動している姿が印象的でした。先輩が焦ってしまうとやっぱり後輩も困惑してしまうだろうから、自分もなるべく冷静に指示を出せるように心がけたい。」と自分の経験を生かして大会に挑むようです。

エンジンの洗浄も終わり、実験を待つばかり

3年生の前﨑くんも「まずは1年生に普段の部活の時とは一味違う大会の緊張感を味わってもらいたいと思います。」と後輩が大会に慣れることを目標に掲げてくれました。

「2年生も大会で動けるようになってきたので、2年生が1年生に指示を出せるよう、まずは自分が一番冷静になって、これまでの経験を生かしつつ全体を見渡せるようにしたい。」と、さすが最上級生と感心させられるようなコメントも聞けました。

 

慣れない工具にも果敢に挑戦する1年生

はじめて大会に参加する1年生の中山くんは

「残り一週間なんですけど、大会でどんなことをするのかもまだ分かっていないんです。大会を通してその内容もちゃんと理解できればいいと思うし、自動車部のことももっと分かりたいです。少しでも先輩方の力になれるように頑張りたい。」と話してくれました。

先輩の技術をしっかり自分のものにしようと真剣

同じく1年生のハサニくんも

「入部して2か月経って、部活のことを少しずつ分かってきたけれど、大会で学べることもたくさんあると思うので、それを今後の部活動に生かせるようにしっかり学びたいです。」と、1年生からはみんな前向きに大会に挑む姿勢が見えました。

 

1週間前のカウルの全体像…あれ?いつもの派手な塗装は…?

残り一週間、この段階でまだボディーの塗装がされていないのが気になるところですが…?…走行できる準備は着々と進められています。急ぐこともあるとは思いますが、最後まで油断せず慎重に作業を進めていきたいと思います。

もてぎ大会は6月22日(土)栃木県のツインリンクもてぎにて開催されます。