千葉県立下総高等学校Shimofusa High School

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WRO Japan 2019 千葉県大会

こんにちは!自動車科のぐるぐるまだよ!

長かった梅雨がようやく明けて、暑い夏がやってきたね!夏休みは満喫しているかな?

 

夏休みに入ってからも、自動車科の生徒は各方面で活躍の場があるんだ。

7月29日(月)に千葉工業高校で開催された「WRO Japan 2019 千葉県大会」には、千葉県内の高校生21チームがエントリーする中、本校からも3年生の小山くん、佐藤くん、林くんの3人が参加したよ。この3人は、課題研究の授業の中でレゴロボットを研究しているんだ。

 

「WRO」っていうのは「World Robot Olympiad」の略で、レゴブロックで組み上げた自律型ロボット(リモコン操作ではなくプログラムによって動くロボット)による国際的なロボットコンテストなんだって。

コースはこんな感じ。自分たちが組んだプログラムによって自動制御されたロボットが、奥に配置されているオブジェクトを制限時間内にコース中央にある箱の決まった位置に入れてポイントを競うんだ。

 

僕たちが戦ったロボットはこれ。

オブジェクトを運ぶためのアームが前後についているのがポイントだよ。前についているカラーセンサ3つを巧みに利用して黒線を読みながらコースを自走するんだ。

製作してくれたのは小山くん。

「まず最初に試作機を作って、プログラムを読み込んで走らせてみて、そこで出た意見を取り入れながら少しずつ改良していきました。みんなで意見を出し合って作ったのが良かったと思います。」

そうそう、最初に作った機体とは全然形が違ってきたよね。

 

そしてプログラムを担当したのは林くんだよ。

「バッテリーの充電状態で動きが変わるので、それに合わせて調整するのが難しかったです。プログラムも独断で組むのではなく、チームからの意見を取り入れながら進めていくのが大事だと思いました。」

プログラムに取り組み始めたころは本当に右も左も分からない状態で、一つの角をようやくきれいに曲がれるようになったのも7月に入ってだったから、そこからの成長の早さにはビックリだよね。

「大会前日になってもうまくいかないところがあったけど、諦めないことって大事だなと思いました。最後までやりきったので、大会結果がどうであれ悔いはないと思います。」

 

競技会場には工夫を凝らしたかっこいいロボットがたくさん!自分たちにはないアイディアにすごく刺激を受けたよね。

「複雑な作りの機体がすごいなと思ったけど、複雑なほど精度を出すのは難しいね。」「プログラムの動作確認に音を出すのは良いアイディアだと思った。」「重心が偏っていて動きがガタガタしているよね。」と他のチームの機体をよく観察して研究していたよ。

 

さて、結果はというと、21チーム中、なんと3位入賞☆

おめでとう~~~☆

 

チームリーダーの佐藤くんに話を聞いてみたよ。

「一か所レギュレーションの見落としがあって、ちゃんと読み込んで確認するべきだったって反省点はありますが、短い期間でみんなで協力し合いながら前向きに頑張れたのが良かったです。」

実は班員3人のうち2人が元野球部。夏の大会が終わってから本格的に取り組み始めたのが、大会2週間前だったんだって。その短い期間で本当に良く頑張ったよね。

協力してくれた保護者の皆さんや、応援してくれた先生方、たくさんの人の支えがあってこその入賞だったから、恩返しもできて良かったね!

 

でも!実は喜びに浸っている暇はないんだ。

次は8月1日(木)2日(金)に千葉市にあるQiball(きぼーる)で開催される「ロボフェア2019」に参加するよ!

「ロボフェア」は千葉県内の工業高校生が製作したロボットを展示していたり、来場したお客さんに体験してもらったりするイベントなんだ。

当日はサッカーロボットの操縦体験やロボット製作教室などの体験もできるんだって。楽しそう!

フォール・ボール・ファイトの練習風景 制限時間内に缶の上のボールを落としてポイントを競う

WROで活躍した3人はこのイベントの2日目に開催される「ロボット・フォール・ボール・ファイト」という競技にも出場するんだ。

ぼくも応援に行くよ。もし時間があったらみんなにも遊びに来てほしいな!