第12回 風力発電コンペ WINCOM2019
こんにちは、自動車科キャラクターのぐるぐるまだよ。
秋が深まって朝晩は冷え込むようになってきたね。外から帰ったらうがい手洗い、しっかり栄養をとってたっぷり寝て、風邪なんかひかないように注意してね！
さて、11月3日（日）に日本大学生産工学部が主催する「第12回 風力発電コンペ WINCOM2019」が日本大学生産工学部津田沼キャンパスにて開催されたよ。中学・高校の部に29チームが参加する中、本校航空車両整備科（現自動車科）3年生の課題研究班からも2チームが出場してきたよ。
競技は規格に合わせて自作した風力発電装置に、支給された自転車用発電機を取り付けて、風速2m/s～6m/sの平均発電電力を競うんだって。風に対して回転軸がどう取り付けられているかによって水平軸型と垂直軸型に分けられて、本校から出場したチームはそれぞれ1チームずつに分かれて研究したんだ。
水平軸型は発電機2基を使った2段羽形状が特徴的な風力発電装置だよ。
平均発電電力3913mWと昨年の本校の記録を上回る好成績をたたき出したんだ。
だけど他校がさらにそれを上回る発電電力を記録してきて、結果は2位。（一般クラスを含めても2位の記録だったんだって！）
垂直軸型も同じく発電機を2基使用して、回転羽も2台同時に回転させる方式をとったよ。
平均発電電力は780mWとまずまずの記録を出したんだけど、こちらも他校に敗れて2位。
それでも水平軸型の発電装置は優秀賞をもらったよ。
どちらの班も夏休みも学校に出てきてたし、放課後もよく残って一生懸命取り組んでいたんだ。会場で他校の工夫された発電装置をたくさん見て刺激を受けたのか、大会後もまだまだ研究をしているんだって。
大会に参加した梅林くんは「時間のない中頑張ったことで、先輩方が残してくれた記録を超えることもできて良かった」と充実した表情で話してくれたよ。
記録や順位だけじゃなくて、その経験が彼らの財産になったんじゃないかな。
大会に参加した梅林くん、髙橋くん、前﨑くん、お疲れ様でした。
今回の大会に出場した発電装置は、11月16日（土）に一般公開が予定されている文化祭「小御門祭」でも自動車科展の中で展示されるんだって。ぜひ実物を見に来てほしいな。