10月3日(水)、Hondaエコマイレッジチャレンジ2017に出場したベトナムのハノイ工業大学生チームと、社会人チームの2チーム20人が下総高校にやってきました。
最初に、車体を流れる風の動きを観察する風洞実験の様子を見学してもらいました。でも興味は車体そのものにあるようです。たまたま、中学校の初任の先生方20名が本校で研修を実施していたので、交流の様子を見てもらいました。
次に、パソコンと連動してデータを取る走行性能試験について見学してもらいました。エンジンを始動して何キロまで加速した時が最も燃費がよいかを計測しコンピュータでデータ処理しています。
ベトナムチーム代表のハオン・バン・タップさんは「ベトナムと比べて設備や技術が整っているのに驚いた。」と感想を話していました。
部長の厚海くんは「もっと勉強しさらに技術を磨きたい。」と意気込んでいました。ベトナム代表チームの学ぼうとする姿勢に刺激され、自分たちも学ぶ姿勢を忘れてはいけないと教えられたようでした。
ベトナム代表チームに同行して、大会の元審判長のS氏も視察にいらっしゃいました。S氏からは、「生徒たちのきびきびした動作、目の輝きなどとても立派でした。」「人に指示されなくても自ら率先して動く姿に技術者の素質を垣間見ることができました。日本一を経験し、海外との技術交流を経験した彼らは将来必ず素晴らしい技術者に成長します。」とおほめの言葉をいただきました。勝ち負けだけを目標にしているのではなく、生徒を育てるのが一番の目標なので、とてもうれしかったです。
本校自動車部は、2018年の4月に2回目のベトナム遠征をします。再会が楽しみです。(校長)