部活動が再開して2週間が経ちました。部員たちは自分が取り組んでいた内容を思い出し、感覚も取り戻してきて、活動も軌道に乗り始めました。
他の部活動をのぞいてみると、1年生の新入部員が一緒に活動している姿を見かけますが、自動車部にはまだ新入部員がいません。
昨年は11名もの1年生が入部してくれたのですが…
「自動車部はここでしかできない体験がいっぱいある」と入部を勧めてくれるのは2年生のハサニくん。
他の学校ではできないだけじゃなく、本校にいても授業だけでは体験できないことがたくさんあると期待に胸を膨らませて入部を決意した1年前を思い出しながら話をしてくれました。
全国大会で連覇中だという事実もハサニくんを自動車部に惹きつけたようです。
本校自動車部では一人乗りのエコカーを製作して燃費競技の大会に出場しているので、みんなが想像するような自動車に比べると軽くて小さくて形も変わっています。けれどもその製作過程や整備技術は本物だと2年生の小谷くんが魅力を語ってくれました。確かに、この先、車を自作するなんていう経験はできないと思います。
また、「自動車好きが集まっているので、いろんな情報が得られたり会話で盛り上がるのも楽しい」と話してくれました。同じ趣味を持つ者同士なので、気軽に好きな話ができて、クラスメイトの意外な素顔を見られることもあるそうです。
現在の部員は全員が自動車科の生徒なので、先輩方にレポートや実技試験の合格のコツを伝授してもらえるのも魅力かもしれません。
「とにかく大会を一度経験してほしい」と話すのは2名いる部長のうちの一人、捧くん。
今年の大会は軒並み中止が決定してしまいましたが、来年度以降また開催されるのであれば、そこで得られる驚きや衝撃、興奮も感動もすべてが何ものにも代えがたい経験になると話してくれました。
現在のエースドライバーは3年生なので、来年度以降のドライバーも育成したいところ。
ドライバーも募集中です。条件はマシンに収まる体格で、観察力や判断力があること。
ツインリンクもてぎの本格レーシングコースを走行できることは、なかなか経験できることではありません。
詳しい活動内容は過去のホームページにも掲載しています。まだ部活動を何にするか迷っている1年生がいたら、ぜひ一度、部室に足を運んでみてください。自動車科の実習棟に行く途中に、部室を構えて皆さんのお越しをお待ちしています。