千葉県立下総高等学校Shimofusa High School

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2年生 授業風景

こんにちは!自動車科キャラクターのぐるぐるまだよ!

今日は2年生の専門科目の授業風景を紹介しようと思うんだ。

自動車科は1年生には週に2回しか実技系科目がないけれど、2年生になると月曜日から金曜日まで実技系の科目が毎日のように入っているんだよ。

 

まずは何といっても「実習」の授業だよね。

「ガソリンエンジン」と「シャシ」の2パートに分かれて半年間ずつ、交代で勉強するんだ。

「ガソリンエンジン」のパートではガソリンエンジンを分解して、部品の測定などを通してそれぞれの機能や特徴を学んでいき、最後には組み上げて実際に動くまで調整を行うのが目標なんだって。

生徒は「エンジンと言えば自動車の心臓部分。それを実際に分解して学べることがおもしろい」って目を輝かせて話していたよ。

「シャシ」は自動車のエンジン以外の部分を学ぶんだけど、エンジンに負けず劣らず複雑なトランスミッションやデファレンシャルギヤなどの部品を分解・組み立てしながら構造を学んでいくよ。

シャシの授業が一番好きだと言う生徒は「難しいけど、仕組みを知ってどう動くのかわかっていくのがおもしろい」って話をしてくれたよ。僕もこの授業は大好きなんだ!

 

「自動車整備」という授業でもやっぱり2パートに分かれて、現代の自動車技術には欠かせない電子回路や制御プログラムを学ぶんだ。

こっちは課題に合った電子回路を自分たちで考えて作成している班だね。

この日はボタンとLEDを2つずつ用意して、1つのボタンを押してLEDが点くと、もう一方のLEDはボタンを押しても点かない「インターロック回路」を作成していたよ。早押しクイズをして遊べるやつだね!

みんな真剣。友達同士で相談したり、教えあったりしてとっても熱中しているのが伝わってきたよ。

 

制御プラグラムの班では「0」から「9」まで表示されるルーレットでボタンを押して「7」が出たら「当たり」画面が表示されるゲームプログラムを作成していたよ。

色や表示を自在に操れるようになって、複雑な当たりプログラムを考え始めた子もいて、やっぱりこれも夢中になって授業に取り組んでいる姿が印象的だったな。

 

プログラムの授業は「情報技術」という授業の中でも学習できるよ。

C言語という慣れない言葉を使ってプログラムを組み立てるんだけど、一つ一つ言葉の意味を教えてもらって取り組んでいるんだ。

文字を表示する、計算をする、キーボードから数字を読み込むなど、一つ一つできることが増えてきて、生徒も興味津々で取り組んでくれているよ。

「一つのことに集中できておもしろい」と評判なのは「製図」の授業。

ドラフターという専門の機械を使って、上から見た図、正面から見た図、右から見た図の3つをひとつの紙に書いていくんだ。

最初はきれいな線を描くだけでも苦労していた生徒たちだけど、ちょっと複雑な形も描けるようになってきて、得意な子はよく集中して描いていたよ。

 

2年生は1年生に比べるとレポートや提出課題、実技試験もかなりレベルアップするけど、「大変だ~」って言いながらもなんだか生き生きとして楽しそうなみんなを見ていると、これも青春なのかなって思っちゃった。

2パートに分かれている授業はようやく半分が終わろうとしているところ。これから実技試験も入ってくるけど、この調子ならみんなで協力しながら全員合格を早めに達成できるかな。頑張って、2年生!